冬用タイヤの必要性
-冬には冬用タイヤの装着を-
積雪路、凍結路では、冬用タイヤの装着が必須!
1. 普段雪が降らないから大丈夫と思っていませんか?
2022年1月、首都圏での降雪の際、ノーマルタイヤのまま走行した車両があり、立ち往生、スリップが発生し、交通渋滞、交通事故、通行止めを引き起こした状況が見られました。
(イメージ)
(イメージ)
2. 普段雪が降らない地域でも積雪や路面凍結による事故が発生
降雪地域以外の都市圏(東京、愛知、大阪、広島、福岡)においても、突然の降雪・凍結による事故が発生しています。
積雪・凍結路面時の事故発生件数<東京、愛知、大阪、広島、福岡 合計>
公益財団法人交通事故総合分析センター『都道府県別・発生月別・路面状態別 全事故件数』より
3. 降雪時はJAFのロードサービスの救援要請が急増
JAFロードサービス救援要請件数<九州エリア降雪時>
九州エリア計 | 前週比 | |
---|---|---|
降雪前週3日間 | 2,421 | |
降雪3日間 | 4,561 | 188% |
データ提供元:一般社団法人 日本自動車連盟 降雪前週 3日間:2023年1月17日~19日 降雪 3日間:2023年1月24日~26日 |
4. 夏用タイヤ(ノーマルタイヤ)での積雪路や凍結路の走行は危険
夏用タイヤのままでは制動距離が長くなります。
スタッドレスタイヤと夏用タイヤの制動距離指数(乗用車の場合)
【積雪路面】
【凍結路面】
スタッドレスタイヤでの制動距離を100として指数表示し、指数が大きい方が制動距離が長いことを示す。
5. 積雪路・凍結路で冬用タイヤの装着等をしない運転は法令違反
都道府県道路交通法施行細則または道路交通規則にて積雪または凍結した路面での冬用タイヤの装着等いわゆる防滑措置の義務が規定されています。(沖縄県を除く)
違反行為は、反則金の適用となります。(大型:7千円、普通:6千円、自動二輪:6千円、原付車:5千円)