2022年自動車タイヤ国内需要年央見直し

2022年7月15日

一般社団法人日本自動車タイヤ協会

[ I ] 需要見直し前提

1.経済環境

実質経済成長率は当初見通しの4.0%から2.0%へ修正した。

2.自動車動向

自動車生産台数は8,062千台・前年比103%と見込まれる。国内販売台数は当初見通しを下回る前年比101%、輸出台数も当初見通しを下回る前年比101%とした。

(表-1)経済・自動車動向

[ II ] 自動車タイヤ国内需要動向

1.新車用タイヤ需要動向

(1)乗用車用タイヤ

上期実績は前年比84%となった。下期は前年を上回ると見込み、年間では30,241千本・前年比104%へ修正した。

(2)小形トラック用タイヤ

上期実績は前年比92%となった。下期は前年を上回ると見込み、年間では4,762千本・前年比100%へ修正した。

(3)トラック・バス用タイヤ

上期実績は前年比83%となった。下期も前年を下回ると見込み、年間では1,113千本・前年比91%へ修正した。

(表-2)2022年新車用タイヤ需要見通し

2.市販用タイヤ 販社販売需要動向

(1)乗用車用タイヤ

夏用タイヤの上期実績は前年比107%となった。下期は前年を下回ると見込み、年間では32,500千本・前年比102%へ修正した。
冬用タイヤの上期実績は降雪等により、前年比179%となった。下期は前年を下回ると見込み、年間では15,965千本・前年比99%へ修正した。

(2)小形トラック用タイヤ

夏用タイヤの上期実績は前年比102%となった。下期も前年を上回ると見込み、年間では9,339千本・前年比102%へ修正した。
冬用タイヤの上期実績は降雪等により、前年比145%となった。下期は前年を下回ると見込み、年間では4,426千本・前年比100%へ修正した。

(3)トラック・バス用タイヤ

夏用タイヤの上期実績は前年比114%となった。下期は前年を下回ると見込み、年間では2,899千本・前年比105%へ修正した。
冬用タイヤの上期実績は降雪等により、前年比170%となった。下期は前年を下回ると見込み、年間では2,566千本・前年比99%へ修正した。

(表-3)2022年市販用タイヤ夏・冬用需要見通し(販社販売)

3.市販用タイヤ メーカー出荷需要動向

前記販社販売を踏まえ、メーカー出荷需要を算出すると、年間の四輪車用計は67,742千本・前年比100%となった。

(表-4)2022年市販用タイヤ夏・冬用需要見通し(メーカー出荷)

4.メーカー出荷需要動向(四輪以外を含む)

四輪以外の特殊車両用と二輪車用を含む国内総需要本数は107,682千本・前年比101%となった。

(表-5)2022年自動車タイヤ夏・冬用需要見通し(メーカー出荷)