一般社団法人日本自動車タイヤ協会（通称：JATMA／会長 清水隆史）は、4月8日を「タイヤの日」とし、「月に１度はタイヤの空気圧点検を」と呼び掛けし、さまざまな啓発活動に取り組んでいます。今回は、全国のドライバー2,000人を対象に、タイヤの空気圧点検に関する実態調査を行いました。

調査結果のサマリーは以下の通りです。

ドライバーの6割以上が空気圧点検はできていると回答するも、4人に3人は「月1回以上の点検」を知らない

• タイヤの空気圧点検の頻度、6割以上のドライバーが「足りている」（63.3％）と回答。
• しかし、「月に1回以上の空気圧点検が推奨されている」ことをドライバーの72.5％は知らない。
• 空気圧点検を「月1回以上実施」は4人に1人以下（24.3％）。

ドライバーの4人に1人は「走行距離が短いから空気圧点検は必要ない」と誤解したまま

• 空気圧点検不足を自覚している理由は「チェックする方法が分からない」（47.2％）がトップ。
• 「あまり距離を走ることがないから」（25.6％）空気圧点検をしないという誤った認識を持つドライバーが4人に1人も。
• 年間走行距離が短いほど月1回の空気圧点検をする割合が低い。5千km未満22.2％ 1万km以上30.0％。

1年以内にパンクを経験した人は100人に4人！

• ドライバーの4人に1人以上がパンク経験者、直近1年以内でも4.1％は1年以内にパンクを経験！走行距離に関係なく多くのドライバーがトラブルを経験、日常点検の習慣化を！

「燃費を重視」8割超も、エコ意識があるのにもったいないドライバーが多数

• 「燃費」を気にするドライバー82.5％。自動車購入時の選定理由は「燃費」が1位、買う前も買ってからも「燃費」重視。
• 増税からエコ&節約意識がUP、エコカーへの関心が高まっている。もっと手軽な方法で節約できるのが空気圧点検。
• タイヤの空気圧を適正に保たないと、せっかくの燃費性能が悪化。手軽なエコ方法として空気圧点検をぜひ！

長距離運転前には必ず空気圧点検を！

• 2019年〜20年にかけての年末年始に長距離運転をした人のうち61.9％が何も点検せずに運転！
• タイヤ販売店やガソリンスタンドなどで空気圧点検ができるので、お出かけ前には必ず空気圧点検を。

調査結果詳細は、こちらからご覧頂けます。	調査結果レポートPDF（1.3MB）
	※本調査では、小数点第２位を四捨五入しています。 そのため、数字の合計が100％とならない場合があります。